民主党の皆さんにお礼を言って、お別れ。
まきこさんは、なんとダンボール一杯の差し入れを私達に下さった。
「持っていきな、持っていきな!」 お茶、パン、お菓子と、、、、結いまぁる隊、恐縮です!
こんな非常時に旅人をもてなす余裕を忘れない、、
その気持ちが、何よりもうれしかった。。 ほんまに貴重な体験をありがとうございました。

さあ!と次に向かったのは、「震度7の町」川口町だ。
進めば進むほど、車窓から見える被害が、どんどん本格的になっていく。
ニュースで見た、脱線した新幹線があった。
ニュースで見た、ご家族が閉じ込められてしまったあの岩場が。。。
私達はとても深刻な顔になっていく。
車を降りた途端、傾いた自動販売機にりゅうさくがカメラのファインダーを向けている。
中のサンプル缶自体も、カタン、と傾いている。
ともして、案内して下さるてんつくマンの友人(地元の方)が待っていてくれた。
彼らの後を付いて行くと、そこかしこ、家々は破綻していた。



一階部分が全部ペシャンコにつぶれて、二階部分や屋根が雪崩のように覆いかぶさっている一軒家。
家自体は損傷ないんやけど、道路のせいで四角い家全体部分が、40度くらい傾いてしまって、仕方ないから太い木でつっかえ棒して、倒れないように必死にガンばってる家。
元の建物が想像がつかないくらいの、建材等が山積みになっている跡地、、(古い建物、トタン小屋は、やはりモロい、、)


床屋さんの赤と青の例のグルグルも、割れて横たわっている。。 あーーー。。。
結いまぁる隊は皆、息をのみ、写真を撮っている。
もう夕暮れはそこまで迫っていて、私達は足早に移動。
息、、、白い。 最後に辿りついたのは、大きな大きな河原。
そして、見渡す限りどこまでも続く、真っ黒な自衛隊テントの数々、、。(自衛隊さんが配給しているテントは、真っ黒で丈夫。 市販品にない、独特なテントだ。)
そんな光景は、夜の河原という場所のせいもあるのか、やはりちょっと寒々しい印象でもしも「戦争」が起こったら、こんな避難生活が当たり前になるんだナ、、、とか、妙なシュミレーションまで想定しては、背筋が引き締まって仕方がない。
私達の作り上げた社会を、自然は一瞬に、影響する事ができる。
そんな当たり前な事、私は忘れちゃってた事に気づく。
ゴメン、自然の神様。。。



今後、今よりも更に、自然と一緒に生きていける社会へと私達は方向転換していけますように。
何より神様、新潟の方々が安心して復興できるように、日本中が助け合いの輪で繋がれますように。。。
どうぞ温かく見守って下さい。
祈らずにはいれなかった。

真っ暗な中を、てんつくカー&くりりカーは今日のお宿へ向かう。
そう、今日のお宿は、この2台の車と、車に積んだテントである。
てんつくマンの友人方の、工場の駐車場をお借りしてテントを貼る。感謝。
すると、寒い中、 彼らはホカホカのシチューの差し入れを持ってきてくれた。
ズン胴鍋にいっぱいのシチュー!!
そしてたくさんのビンビールまで!!
皆にお酌までしてくれる。。
家も被害があったはずなのに、本当に明るく、良くもここまで私達を歓迎してくれた事と。。
「遠いところ、良く来たね」と感謝の気持ちがほんまに伝わってくる。
長時間、ダウンジャケットを羽織ながらの、野外飲み会。
月を見ながら、自分にこれから何ができんのかナー?と思わずにいれなかった。
吐く息は白いけど、新潟の皆さんとの出逢いが、ポカポカと暖かい、そんな夜、生きてるという事、強く実感した夜。
この日の夜中、テントで眠っている約7時間の間に、なんと3回もの余震がやって来る。
縦揺れの、始めて体験するタイプのもの。
これがずっと続けば、相当コワい、といった種類のものや。